立替払い
立替え払いとはカード会社が商品の購入代金をカード利用者に代わってお店に支払うことです。
カード利用者は後で一括で、または分割でカード会社に金利や手数料とあわせて支払うことになります。
クレジットカードのもっとも基本的な機能はこの立替え払いです。
カード利用者としては、手持ちの現金がなくても買い物ができるわけで、そのメリットは明かですね。
加盟店にとっては、お客に手持ちの現金がなくても販売ができる、つまり、お金がないから今日はいらない、といわれなくてすみます。
しかも、付け払いにするのと違ってカード会社から確実に代金が立替え払いされるのでリスクを負わずに商売ができます。
カード会社は加盟店からは取引1回にごとに5%〜7%の加盟店手数料を取ります、これがカード会社のもっとも基本的な収益になります。
カード利用者が分割払いにした場合にはさらに、金利と手数料を取ることができ、これもカード会社の収入になります。
クレジットカードとはカード会社が立替え払いサービスを提供し、加盟店とカード利用者がそれぞれカード会社に手数料や金利を払うということで、三者の利害が一致することで成り立っているシステムなのですね。
実は昔から商人同士であれば約束手形を使ってほとんど同じような取引をしていたのですが、クレジットカードの登場で信用取引が商人間だけではなくて一般の消費者にまで広がったということになります。